
中国はアフリカに囚人を送り込み鉄道建設をする(10)
- 1 筆ペン(catv?) 2010/02/23(火) 01:42:49.36 ID:W9jVqoyw BE:404046735-PLT(12103) ポイント特典
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『アフリカを食い荒らす中国』
セルジュ・ミッシェル、ミッシェル・ブーレ著 中平信也訳
経済進出生み出す活力
「アフリカで中国が何をしているか知ってますか」。日本政府の某高官にこう尋ねられ、
知らないと言うと、こんな答えが返ってきた。
「例えば、中国がある国の鉄道建設を支援する場合、中国から囚人を送り込んで作業に当たらせるんですよ。
まじめに労働すれば刑期を短縮する、と言えば猛烈に働く。英国がかつて、オーストラリアでしたみたいに」というのだ。
そう聞いて、さもありなんと思えた。中国人だって戦乱や誘拐、疫病が待ち受けるアフリカに
好んで行くわけがない、と考えるのが自然だ。だが本著を読んで、そうではないことを理解した。
リスクを冒して飛び込み、懸命に働いて財をなす中国人起業家が少なくないことを。
本著は、フランス人記者らによる、アフリカでの中国人の経済活動を追ったノンフィクションだ。
自らも危うい目にあいながら、中国人が経営する工場や商店ほか、道路や鉄道などの建設現場を訪ね歩く。
そこで働く中国人たちは確かに食い詰めてはいたが囚人ではない。一旗揚げようと移民したり、
出稼ぎに来たりしているのだ。「食い荒らす」という題名のような、冷たい目で中国の進出を見ている本ではない。
もちろん、アフリカ諸国との関係強化を図る中国政府の強烈な後押しがあるのは事実だ。
石油などの資源確保が最優先だけに、中国は独裁政権に「人権擁護・腐敗追放」といった欧米諸国風の
お説教はしない。それは大いに問題なのだが、アフリカ諸国にとって、発展に必須のインフラ整備と
製造業育成に役立つことがメリットである。製造業不毛の地に中国人が工場を建て、現地労働者を雇って
製品を生み出す。そうして技術移転が進み、地場産業が育つのだ。
それにしても、中国人のバイタリティーはすごい。慎重な日本企業が途上国への進出で、
中国や韓国に後れを取るわけだ。これでは、とても国際競争で勝ち残れまい。
日本企業と日本経済の先行きが思わず心配になった。中平信也訳。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20100222bk0a.htm?from=navlk
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